今日も今日とてめぞんカルデアでは宴会が開かれている。
 人理修復を為したあとも続く、亜種特異点や様々な危機との戦い。
 それはまさに命がけの戦いであり、それらに万全の体制で立ち向かうためには英気を養うことが大切なのだ。多分。
 数ヶ月が過ぎ、そこでの生活にもだいぶ慣れてきたころなのだが。


「マスター、仏頂面はよくありませんぞ? せっかくの楽しい酒の席ではありませんか」
「マスターったら、なにが不満なのでござるかな? 日々の疲れを癒やす飲み会でストレスを貯めるとか、本末転倒にもほどがありますぞ?」
「なにが不満って、会場が何故か毎回俺の部屋なことだよ!」


 そう不満を漏らすが状況は変わらず、例によって例のごとく酒が進むにつれ話はわけの分からない方向に転がっていく。


「マスターもアンも、何をそんなに悩んでいるのさ。ドレイク関連のものだったらありそうな場所があるじゃないか」
「えっ?」
「ホントですの?」
「ティーチの持ってるドレイクエロ同人を」
「そんなもん持ってねえし!!」


 本当に、あらぬ方向に。


「別にマスターが持ってる本でもいいんだけど」
「ななな、なんで俺が!」
「あれ、マスターも持ってないの?」
「なんのことだかおれにはさっぱりなわけですが」


 そんな狂乱の宴が終わった深夜、人知れず戦いが始まる。


「通してもらえます?」
「そう言われて『わかりました』と返すとでも?」
「ですわよね」


 カリブの女海賊、アンとメアリーの前に立ちふさがるのはギリシャ神話に伝わるゴルゴンの蛇怪にしてめぞんカルデアの管理人、メドゥーサ。
 ただしほのかな明かりに照らし出されたその姿は――。


「メドゥーサさん、その格好は……?」
「いやその、なんというかですね」
「メドゥーサ。下、履き忘れた?」


 Yシャツ一枚だったが。

 果たして彼女たちの戦いはどこへたどり着くのか――。
 新たな乱入者も交え、戦いは激化していく。




 文章:右近  表紙:灰男マン(pixiv

 タイトル:めぞんカルデア~深夜の決闘~
 サイズ:A5二段組 本文36ページ
 頒布予定価格:500円

 本文サンプル:(pixiv

 そんなわけで今回もFGOでめぞんカルデアシリーズです。
 なんかやめどきを失っている感があるけど、ドンマイ。
 そして表紙はなんだか昔からうちのサークルと言うかサイトを知っている人だったら懐かしかったり見慣れたりした感じですが、エロくはないです。本当に。
 というか今回はアンメアがメインだったはずなんだけどなあ……。
 いつものごとくというかいつにも増してグダグダな感じもしますが、それでも許してくれる心の広い方はどうぞ。

 今回は残念ながらコミケ落選しちゃいましたが、8/13(日)東プ-19a「たまねぎ工房」で新刊とコミ1で出した本を委託して貰う予定です。
 俺もいるんじゃないでしょうか。
 あと冬コミで出した本8/13(日)東フ-07a「硝子の月」に委託してもらってるはずです。
 そっちに俺はいません。
 久しぶりの落選で若干ショックを受けた結果、なんか色々とっちらかっていますが大手まわった後に暇だったら覗いて見るぐらいの感じで一つ。
 運良く売れたら例によってガチャで製作元に還元していこうと思います。

 特異点にも負けないぐらい過酷なビッグサイトで、皆さんの健闘を祈るとかそんな。
 俺は例によって不安しかない!


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