人理修復、人理再編。特異点や並行世界と呼ばれる様々な場所で戦い続けるためには安らぎが必要である。
 日々の疲れを癒やすために休息は必要であり、活力を得るためには食事も大切だ。
 そしってそれに加えて気分をリフレッシュするために必要なもの、それは――


「マスター、人生において娯楽っていうのは必要だと思うんだ」
「また唐突だな」


 そう、そんな唐突なアストルフォの言葉。
 アストルフォが唐突なのはいつものことなんだけど、その日は少しいつもと違っていた


「ゲームを作ってみたんだ!」
「……ほう?」
「シミュレーターを使ったVRゲームだよ!」
 思いの外、本格的だった
「中世ファンタジーなダンジョン探索もの」
 しかも的確にこっちのツボを突いてきた。


 嫌いじゃないので誘われるままにシミュレータールームに向かい、ゲームの準備をするマスターとアストルフォ。


「ちなみにモンスターとかトラップの配置はゲームマスターがやってるから、僕も何があるかはわからないんだよね」
「おお、本格的だな!」


 そして準備を終え、起動シークエンスに入ってカウントダウンが始まる中――なんとなく問いかける。


「そういや、ゲームマスターって誰なの?」


 そう、それは本当になんとなくの問いかけ。
 知らなくてもいいんだけど、一応聞いてみただけのことなんだけど、それに対するアストルフォの答えは。


「BB」


 そんな絶望的なものだった。


「いやそれ一番ダメなやつでは」
「大丈夫大丈夫、行けるって!」
「ノー、キャンセルボタン! キャンセルボタンはどこー!?」
「さあ、行ってみよう!」
「いやー!!」


 かくしてゲームは始まる。
 果たしてマスターとアストルフォは無事カルデアに帰ることができるのか――



「で、その地面叩くのまだやるの?」
「盗賊がいないんだからしょうがないだろ!」


 彼らはダンジョンを進んでいく。10フィート棒で地面をたたきながら。




 文章:右近  表紙:茉乃瀬桔梗(pixiv

 タイトル:DUNGEONS&ASTOLFO
 サイズ:A5二段組 本文46ページ
 頒布予定価格:500円

 本文サンプル:(pixiv


「冬コミの申し込み〆切までにアストルフォ召喚できたらアストルフォといっしょに10フィート棒持ってダンジョン探索する本書くよ」
 って宣言したら本当に来ちゃったので、書きました。
 口は災いの元というやつである。
 まあほら、結果的に同時期にD&Dも第5版が出るっぽいしその流れに乗った感じでひとつ。表紙はちょっと古めですが。
 いやだって、アストルフォの《恐慌呼び起こせし魔笛(ラ・ブラック・ルナ)》ってブラスティングホーンじゃん……。

 まあそんな感じで12/29(金)東D-20a「裸Yシャツ友の会」までお願いします。東D-20b「硝子の月」と合体スペースです。
 東-ね26b「WeekendWizard」にも委託って形で置いてもらってるのでよければそちらでも。
 エロ本探しに出歩いてなければ俺も次スペでぐでっとしてると思うので、「アンバーハルクって何を考えてデザインしたモンスターなのかわかりませんよね」とか
 話しかけてやってください。

 あと12/31(日)東カ-59a「黒色彗星帝国」にも委託して貰う予定なので、3日目しか来ないとかいう人はそちらでも。
 こっちでもぐでっとしてると思います。
 
 例によって委託はイベント後に残部数見て考える方向で。

 それでは当日よろしくお願いしますとかそんな感じで。
 最後にネタバレを書くと、キャリオンクロウラーは出てきません。
 あいつ強すぎるんじゃよ……何だ8回攻撃の麻痺って。


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