何の前触れもなく発生、もしくは発見される微少特異点。
 それらの調査および必要ならば解消のための行動はカルデアのマスターとして大切な役割である。
 そのついでに魔力資源回収のために特異点に赴いたマスター。
 果たしてその場所は。


『安心して欲しい。そこは確かに北海道でONILANDのあった千歳じゃないよ』
 よかった。本当に良かった。
『ONILAND閻魔亭キャメロットとか見てみたいけどね』
「やめて」
 言葉は力を持つものなのだ。魔術の基本なのだ。
「そこまで遠く離れているってわけでもなさそうだけど……うん、観測できた。北緯43度02分、東経141度37分。都市の名前で言うなら、札幌市だね」


 そう、そこは試される北の大地。
 人々の思いが集積し、できあがったその特異点の名は。

『突発特異点 永久放浪企画
          カルデアどうでしょう』


 この特異点の生成に関わり、(一応)神霊であるジャガ村Dはマスターに告げる。


「マスターとミスターって似てるよね」
「そんな理由!?」


 そして特異点に集う英霊達。
 ギリシャの鷹の魔女・キルケー。
 楚の麗人・虞美人。


最新作を制作するって発表があったんだ。年内に撮影予定だって」
「で?」
「二〇一七年に」
「それがどうし――あっ」
「そりゃまあ、特異点ぐらいはできるよね」
「そんな馬鹿な話……」
「クリプター、マジ許せないよな」
「知らないわよ! ていうかあんたたち、そんな理由で戦ってたの!?」


 果たして特異点は解消されるのか。
 サーヴァントたちはマスターと共に戦いに赴く。



「麦は初夏に刈り入れするんだから、それは最早夏野菜だろう!?」
「そんな『米は野菜』みたいなデブ理論はどうかと思うニャー」


 彼ら、彼女らを待っているのはどんな結末なのか。
 その鍵を握っているのは一人のシェフ。



「おみまいするぞー!」
 第一声がそれだった。
 この大魔女、どう見てもノリノリである。


 オチが見えてるとか言うな。
 未来はきっと不確定なのだ。




 文章:右近  表紙:灰男マン(pixiv

 タイトル:カルデアどうでしょう シェフキルケー夏野菜スペシャル
 サイズ:A5二段組 本文40ページ
 頒布予定価格:500円

 本文サンプル:(pixiv


 夏に落とした本がなんとか完成しました。多分。
 もう「キルケー召喚出来たらどうでしょうネタ書くよ」とか言うのはやめる。
 そんなわけでFGOでどうでしょうという、ある意味ベタなアレです。
 そこまでどうでしょうネタ盛り盛りってわけでもないけど、全く知らなくても楽しめるのかと問われると「読んでみてくれ」としか言えないのがパロ要素ある本の難しいところ。

 とりあえず結構ヒイヒイ言わせつつ本を作ったので、12/29(日)西ま-02a「裸Yシャツ友の会」までお願いします。
 型月Links同窓会本とかも委託するみたいです。俺も一本書きました。

 例によって委託とかその辺はイベント後に残部数見て考える方向で。


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